概要
21世紀では地球環境問題を抜きには語れません。私たちには問題の実態を理解し、真実を思考する力と自ら行動 する力が求められます。この授業はアル・ゴア氏の映画「不都合の真実」、UNDPの新しい環境報告書 「Geo4-6」、IPCC第4,5,6次報告書など、地球環境関連の最新のドキュメントを元に、地球環境問題の実態と原因を 体系的に学びます。また、環境に関する知識を基礎から教えます。
主題と目標
いまとき、なぜ環境なのか。なぜグリーンイノベーションが景気対策になるのか。環境問題の本質、経済社会の
ゆがみを学習することなしには社会の動きを正しく理解することはできません。また自分がどう対応すべきかも
つかめません。本授業は生活の周りから国際社会まで地球環境問題の真の姿を理解し、研究と実践の基礎力を身
に付けてもらうことを狙っています。
- 地球環境問題を体系的に捉え本質から問題を考える視点をもつことに重点を置きます。
- 授業は理系も文系も理解できるようにしています。総合政策と環境情報が一緒になって環境問題を考えてもらいます。
- 一方的に授業するのではなく、授業資料に対して学生の意見・見解を聞き、討論することがあります。その受け答えは成績に反映されます。
対象
学部生
教材・参考文献
- マーテン,ジェラルド・G.【著】〈Marten,Gerald G.〉・天野 明弘【監訳】・関本 秀一 【訳】,ヒューマン・エコロジー入門―持続可能な発展へのニュー・パラダイム,有斐閣,2005,298p.原著: Marten, Gerald G., HUMAN ECOLOGY.
- IPCC第4, 5, 6次報告書
- UNEP報告書、GEO4, 5, 6
- ほか講義資料に多数
成績評価
中間テスト(30%)、期末テスト(60%)、出席(10)